一般的には認知度が低いハードウェアかもしれませんが、IOTの開発や学習などに便利なRaspberryPi(シングルボードコンピュータ)という存在。
見た目はカードタイプで、動かして楽しい、役に立つのは勿論のこと基盤好きの自分にとっては、小さく納まった本体を見ているだけでもなんだか落ち着く気がします。
基盤を見ながら酒が飲める
実際にハードウェアとして機能するのが条件ですが、情報機器の基盤、特にPCのマザーボード(M-ATX規格とか)などの外観に芸術性に似た価値観を覚えます。
細かく描かれた電子回路と接続コネクタなどに周りこんだ金属部の輝きが見ていて飽きることがありません。
もちろん自分が設計したものでなければ、訳が分からないのが事実ですが、その作り込みが細かく技術的に優れている物ほど機能美というか電子機器なりの美しさを感じるような気がするのです。
もちろん、そればかり長いことじっくり見つめていられるほどではありませんが、何かをしているときにテーブルに小物のように飾っておいたら落ち着くような効果があるのではと感じます。
少々、大げさに言えば電子基盤をグラスの横に置きながら一人でワインでも飲んだらいつもとは別な酒の飲み方ができるのではと思っています。
誤解のないように付け足しますが、そうしていられないと居られないほど好きだということではありません。
シングルボードコンピュータのもう一つの魅力
基盤好きだからといって、PCのマザーを剥き出しで置いておいたら邪魔になるし趣向的にも変です。
これが、RaspberryPiだと剥き出しのまま置いておいても大きさ的にそう邪魔になることもなく、その様も何かのマザー(基盤)剥き出しではなく置いてあるのはシングルボードコンピュータです。
使う人の多くはケースを準備して起動させるのが普通かもしれませんが、RaspberryPiはそのまま素でも置いて置いてもRaspberryPiという製品そのものです。
基盤好き目線で見れば、どこか絵になる存在感を感じられるのもRaspberryPi。
そんな基盤一枚で存在感を感じさせるRaspberryPiは動かすときだけ使うのももったいないので、普段は仕舞い込まず観賞用に置いておくことにしてみます。
瓶入りにしたRaspberryPi_Zero
RaspberryPiZeroだと、このように小さな瓶にすっぽり入ってしまいました。
勿論、ただの飾りにしたわけではなくOSインストールを経て起動を確認済みです。
試してはいませんが、5Vバッテリーを一緒に用意してあげれば瓶の中で起動してくれそうです。
ほんの遊び心で瓶入りにしたシングルボードコンピュータですが、これって真面目にIOT学習用に使っている人からしたら想像が付かない利用法かもしれません。
好きこそものの上手なれというように、仕事や勉強だけのツールだったらプライベートな時間には見たくないものでしょう。
まあ、自分的には充分満足な観賞用RaspberryPi。今後も好きな物は瓶詰めにしてしまうことがあるかもしれません。