折りたたみ式のキーボードに興味があったので試しに中古品を買ってみました。
普段、ブログ更新の下書きに使うためポメラを持ち歩いていますが、荷物がもっと軽量にならないかと思いつい のが小さく折り畳んで持ち歩きができるBluetoothキーボードでした。
ケース付きのBluetoothキーボード
購入したのは、Buffaloの二つ折り式キーボードBSKBB15BK。
近くの中古品店でたまたま見かけたので購入することにしました。
BSKBB15BKは樹脂製のケースに入っています。
使用時にはケースから取り出して二つ折りの本体を広げて使用するスタイル。
本体側面には充電用のmicroUSBと電源スイッチが配置されています。
裏にはブルートゥース接続時に使うのスイッチも付いています。
このBSKBB15BKは、最近まで似たような形の後継機種がでていたようですが、まあ新しい製品とは言えないほどの仕様です。
キーボードだけ持ち歩けるというメリットの割にケースを含めた重量は思ったよりありました。
移動中の新幹線で試してみる
はたしてモバイル専用キーボードの使い心地はどれほどのものか、まずは新幹線の中で使ってみます。
列車の座席で使用できる簡易テーブルにキーボードを広げてみました。
置く側においてあるのがケースです。
キーピッチは気になるほど狭くはありませんが、中央のヒンジ部分がきっちり左右に分かれているのが気になります。
実際は慣れてしまえば問題ないようですが、普通のキーボードとは少々勝手が異なることでしょう。
手元のスマホ(ASUS_Zemfone3)を上に載せてみると、ちょうどスマホ2台分の大きさより少し大きい程度です。
付属のケースは、このように目一杯開ききるような形にしてスタンドとして使用します。
スマホへ接続して入力
いよいよスマホで使ってみることにしますが、Zenfoneはカメラ用に使用するので、別のスマートフォンを立ててみました。
ペアリング操作はそれほど難しくもなく簡単に済みます(操作方法は簡単ですが接続は不安定)。
キーボードのうち心地はノートパソコンほど快適ではありませんが、まあまあ文字を打つのには使える程度です。
キーボードを接続しているのに画面にもキーボードが表示されていますが、これはスマホ側のシステムが対応していなかったためで、後にアップデートで解消されています。
それより、この中古キーボード。
ジャンク品としてではなく普通の中古品として購入したものでしたが、特定のキーがときどき打てなくなります。
殆どのキーは問題なく打てるので、特定のキーだけとなるとキーボード自体の機能不良が疑われます。
接続が不安定な中古品
新幹線の中では接続に成功していましたが、画像のような接続エラーが頻繁に発生します。
表示内容は「PINまたはパスキーが正しくないため、BSKBB15をペアに設定できませんでした」となっていました。
製品名がBSKBB15と表示されているのでデバイスは検出できているようですが接続できない原因は別なところにあるようです。
せっかく買った中古Bluetoothキーボードでしたが、こんな表示が頻繁にでては使い物になりません。
特殊な機能を持つ製品で、しかもキーボードですから売値を考えるといちいち細部の検証まではしないのは納得いきますが、本来ならジャンク品扱いで販売して欲しい商品でした、。
店に返品するにも、不良品であることを立証する手間と購入価格(約1,000円)を考えても面倒なのは確かです。
この手の、二つ折りキーボードの仕様は実体験することができたので、次に別な製品を購入する際の検討材料になったんだと今回の事態を受け入れることにします。
ということで、今回のBSKBB15ブルートゥースキーボード。不良品ではなく普通に使えたとしてどうだったかと言えば、折り畳んだ状態での大きさと重量がやや不満でした。
それから、折りたたみの境にあたる部分がストレートに分かれている点はやはり個人的には評価が低くなります。
モバイル用途ですので、サイズが小さくなるのは仕方ありませんがキーの配置はできるだけ通常のキーボードの配置に近づけて欲しいものです。