自作パソコンの白いケース続投【ASUS P8B75-M Core i5-3330】

長年使用してきたCoe2Duo搭載の我が自作デスクトップPCですが、PCを組み立ててからだいぶ年数が経過し、主要パーツのマザーやCPUに故障が発生する前にリニューアルすることにしました。

リニューアルとはいっても調達するパーツはほとんどが中古です。マザーボードにはASUS_P8B75-Mを使用しCPUは第三世代のCorei5を使用します。

白いパソコンケースは続投

ネットでも実店舗でも、今ではパソコンパーツ店でケースを購入しようとするとほとんどが黒いケースになります。

個人的に外装がブラックのケースは妙に落ち着いてて気に入りません。

ケースの中身をリビルド

前面パネルは外した状態なので斜めにずれています

ということで昔から使っている白いケースに続投していただくことにしました。

この手のPCケースは正面の樹脂パネルが黄ばみやすいのが特徴で、その辺が市場から姿を消した理由とみて間違いないでしょう。

このケースを購入したとき電源も搭載された状態で購入しましたが、今では電源抜きでケースが販売されているようです。

そして最初に付いてきた電源は、ATX電源の仕様変更やら容量不足やらで途中で更新しています。

中古マザーP8B75-M

マザーボードP8B75-M

とりあえずIntelの「Core_i…なんとか」といったCPUが動けばだいぶ中身が若返るので満足でした。

選んだのはASUSのP8B75-Mです。

Core-i5【IvyBridge:LGA1155】

CPUはi7と行きたいところですが、世代が古くてもi7は値が張るものですね。
先にマザーをチョイスしてしまったので致し方ありません。

Core-i5_3330

Intel_Core i5-3330

無難に選んだのがCorei5_3330「IvyBridge」でした。

今となっては新しくもありませんが、Core2Duoからの変更ですので劇的な進歩を感じられることでしょう。

LGA1155対応CPUクーラー

aINexのCPUクーラーCC-06B

見た目がお洒落なCPUクーラーです。

LEDで光るCPUクーラー

ブルーに光るCPUクーラー

こうしてCPUクーラーが光るのって当たり前なんでしょうか?
消費電力とか熱源とか僅かでも減らせた方がうれしいのが自作パソコンかと思いきや楽しみ方って人それぞれなんですね。

元の構成から引き継ぐパーツ

主要パーツは中古品を新たに調達しますが、これまでの構成からあらたに引き継ぐパーツもあります。

グラフィックカード

これを購入したときAGPスロットというのが既に一般的ではなくなっていたのが少し衝撃的だったのを覚えています。ISAバスなんかと同じ扱いになってしまったんですね。

AMDのチップを採用したグラボ

再利用する玄人志向のグラフィックカード

グラフィックカードの大きなヒートシンク

大きなヒートシンクの裏にAMDの文字が見えます

これは玄人志向から出ていたもので、AMDのグラフィックチップを搭載しています。

もともとゲーム目的にパソコンを使用しないので、グラフィックボードには全く興味がなかったのですが、現在一般的な横長のワイドタイプのモニタを購入したときにオンボードのグラフィックポートでは表示領域を満たすことが出来ず何でもいいからWXGA対応のものをと急いで用立てたパーツでした。

拡張USBカード

今回利用するPCパーツの中で一番古いパーツで、覚えている限りケースよりも古いものです。
なんとPCI接続でした。

継続して使用するUSBカード

このUSBポートの規格はたぶんUSB1.0とか1.1あたりのものです。
面白いのがスロットの背面だけでなくケースの内側にも1つポートを備えているところではないでしょうか。

中古パーツを使う理由

今回の自作にあたり新品で調達したのは、SSDとCPUクーラー、3.5inchベイ対応メモリカードリーダー、5inchベイに使う変換金具、その他消耗品類。

とくに中古品を好むわけではありませんが、新品パーツはなにぶん丁寧かつ慎重に扱いたくなるもので、豪快に素早く作業を済ませることができず面倒なのです。

リニューアルが済んだPC

とりあえずパーツの交換を済ませ組み上げた外見がもろ旧世代のPCです。

リニューアル完了後のケース

中も外も今までにないほどきれいに拭いて掃除しています。

特に正面のパネルを含む外装はアルコールを使い汚れを落としました。

タワー型のパソコンは持ち運ぶわけでもなく自分が気に入っていれば、こうして古いケースでも全く問題がないものですね。

よく覚えていませんが、P8B75-Mはこのケースにとって3~4枚目くらいのマザーボードです。

フルATXタワーケースにマイクロATXマザー

サイズはフルATXですが、今までMicroATX以外のフルサイズマザーボードを使用したのは1度だけでした。

歴代CPUのシールを貼ったPCケースのパネル

Core2Duoなど歴代CPUのシールを張ってみました

今回の作業はパーツの収集から組立に取りかかるまで1ヶ月以上の期間がありましたが、自作パソコンは例えパーツが新品だとしても相性が悪いパーツが判明してしまうと途中で作業が休止してしまうという事態が割と多くあります。

パーツの型番に拘ったり、今回のように新品、中古と引き継ぐパーツが入り乱れている場合なども世代の違いなどからシステムが適合しないパーツというのが存在したりします。

こういうのが、自作パソコンのデメリットなわけで、作業開始までの躊躇している期間が長かったのもこういったことを想定した場合にまとまった時間を確保する必要に迫られたからでした。

そんなわけで、このPCを組み立てる工程でもドツボにハマった場面もあり、けして楽しいことばかりではありません。

ただ、無事仕上がりサクサクした使い心地を味わっていると組立のときに試行錯誤した苦労も報われる感じがします。
そして当記事についても自身初のCorei5デスクトップ機から投稿させていただきました。

次回もこの面倒な組立作業を行うかどうかは、しばらく様子見として当面は新しい構成でのサクサク動作を堪能したいと考えています。